MACでの開発環境・環境変数等
現在メインでWindowで開発環境にWSLとdockerを使っているのですが、macを使った開発環境を作成する必要が出てきたので、備忘録になります。
2021年の4月現在はdocker for macはそこそこ重いみたいですので、macの直に環境を作る事もあるみたいです。
今回はrubyやpostgresの開発環境を想定しております。
Mac用のパッケージ管理ソフトのインストール
homebrewと言うパッケージ管理ソフトをインストールします。下記コマンドでインストールできます。
brew install パッケージ名
インストールされるフォルダは下記になります。
/usr/local
これによって、インストール・アンインストール・インストールされているパッケージの確認等ができて便利です。
mac用のyumやaptに該当する物になります。
Ruby等のインストール
docker環境ですとrubyはイメージ等になっているので、インストール不要ですが、macの場合rubyのインストールする必要があります。
rubyのインストールで大事な事として
- rbenvのインストール
- 環境変数の設定
rbenv(アールビーエンブ)のインストール事によって複数のrubyのバージョンを管理できます。
おそらくruby environmentの略かと思われます。
nodeもrubyと同様にnodenv等をインストールすると管理できるようになります。
環境変数の設定
前提知識として現在ターミナルがmacを使用していると
ターミナルがbashからzsh(z shell)に変更になりました。セキュリティの関係らしいです。
bashの時代では環境変数を.bash_profileが無ければ、.profileを読み込む仕様になってました。
またzshでは、下記の設定ファイルを読み込みます。基本は.zshenvを書けばOK
shellスクリプトの時と使い分けたいときは.zshrcを使うとよいです。
.zshenv
- ログインシェル、インタラクティブシェル、シェルスクリプト、どれでも常に必要な設定を定義する
- zsh が起動して、必ず最初に読み込まれる設定ファイル
.zshrc
- ログインシェル、インタラクティブシェルの場合に読み込まれる
.zshrcの例
rbenvとnodenvとJAVAをインストールしている場合
export PATH="$HOME/.rbenv/bin$PATH"
eval "$(rbenv init -)"
export PATH="$HOME/.nodenv/bin$PATH"
eval "$(nodenv init -)"
export JAVA_HOME='/usr/livexec/java_home -v "111.0,10"'
PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
rubyの環境変数
.rbenvに書き込まれる。
nodeのプログラムによってバージョンを変えたい
対象のフォルダまで移動
nodenv local バージョン